麻衣 2022-02-23
麻衣
麻衣 やなことを世知辛いねと穏やかに呟いてくれた夜が恋しい
麻衣 今日こそは目が合うかもとピッとしたアイラインひく朝弱いけど
凪海 タバコ吸うしかできぬベランダで今「避難できます。」の表記は嘘で
五月雨薊 すこやかな春の眠りは大人にも平等に降る花びらのよう
五月雨薊 気まぐれなきみが残していったものビニール傘と枯れたサボテン
五月雨薊 すべやかな脛を恥じらう少年の声はまもなくテノールになる
木村槿 ぺらぺらの毛布で寝れちゃうぼくだからあなたはぼくと別れてよかった
木村槿 本を読みながらおんなじ部屋にいてあなたの焚き火わたしの焚き火
木村槿 