塩本抄 2022-02
塩本抄
塩本抄 穏やかな暮らしのためにスポンジでつめたく擦るシンクのぬめり
塩本抄 内陸の冬に触れたる友の云うぴしぴし寒いを撫でてみる 風
塩本抄 雪解けのように起きれば終末で夕焼けをただ浪費している
塩本抄 帰る父と帰らぬ父のいて帰る方だけ出世していく社会
塩本抄 容疑者の素顔をやたら知りたがるテレビの人の化粧が厚い
海月みんみん カラオケに行ったら何を歌ったの? 一年前の流行なぞる
海月みんみん 見せていた君の本音の切れ端を全部ジョークとこぼした ごめんね
入瀬 ほしになる、ほしにならない あのひとはほしにならないままでさよなら
入瀬 