2023-03

澄水

月の夜薄墨桜咲きにけり月の色かな花の色かな

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澄水

早起きは三文などの得じゃない桜桜を一人占めして

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澄水

満開の桜トンネル潜りゆく行き交う人も皆んな咲いてる

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めるへん

海なのか山の上かな空なのか何処に在るの水の古里

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めるへん

空重き雨の夕べは鮮やかな色の傘さし街を歩こう

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はじめ

梅粥をゆるりと運ぶ銀の匙母の命を永らえてくれ

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ふにふにヤンマー

一心に車椅子より身を延ばし母は手水の花に触れたり

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パパ猫

内堀に花の雪崩が流れ込み水の手前で動きを止める

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恋子

畦道で抱いてと言われ中坊のオスがしぼんだ精いっぱいの恋

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恋子

ふるさとは恋の保管庫鍵もなくセピアの色香ただよう青春

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