紙折 2023-03
紙折
杏実 さみしいと思う気持ちに寄り添えし 春の木漏れ日ふたりを包む
あたえ 五七五 皮肉と嫌味が湧きあがる 何者でもない我のマグマか
もんじゃく 新幹線使えば二時間で会えるのに、その二時間が淋しくて
めるへん 竹の子よ急ぎ伸びるの何でかな捕まえたいかあの空の雲
茜色の空 ドアの向こうで チャイム鳴らし 立っていた 名前を聞くと 奇跡でしゅ
terume ウマいって食べてくれるのは諦めたけどまぁまぁくらい言えっつーの
恋子 手料理がうまい君の手まな板に恋までのせてためらい少し
ろくろう これは喉これ頭蓋骨これ耳と焼き場の人が父の骨指す
オルテンシア 