たろりずむ 2022-02
たろりずむ
凪海 急に動けなくなってたすけてほしい 自分で助ける出前を頼む
甘森太一 幼子はじいじばあばの結合を促す分子のごとき存在
YUCALI / 古都 梨衣子 灯りだけ 行き来するのが 眩しくて あの夜僕は 笑えなかった
凪海 街灯に ハクモクレンの ふわふわの 小さいつぼみ 光る
花楓 スマホ手に部屋で呟く「帰りたい」通知音だけでつながるぼくら
あらいぐま 白地図の琵琶湖を青で満たすときだけは全能みたいな顔で
木村槿 早咲きの菜の花みたく恋は来る曇天ぐうっと押し上げながら
たろりずむ 泣きかたがわからないから笑ってた白いサニーは家族の匂い
あらいぐま 