すあまラテ 2023-09
すあまラテ
恋子 気まぐれな秋の天気のわがままは猫の目に似てはた目をかけず
いとう秋 オオソリの ハシシギ海を越えてゆく 一万キロを 10日休まず
羹鱠 さくありて いざよい歌ふ 虫の音も うつるこよみぞ 心に染めむ
こゆびびび 米を研ぐ 水の温度が いつの間に 次の季節を 匂わせている
こゆびびび 新しく 買った眼鏡で 出かけよう いつもの私は ケースに置いて
恋子 博識が道理倫理の邪魔をする薄識ほどの秋は楽しき
森 翡翠 眠れぬ夜はれやかに四肢伸ばしつつ時の長さを自由に楽しむ
ひるね 年数え ズレた空白 埋めたくて 焦って本を 買い漁る夜
パパ猫 