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題詠と テーマ詠とが ごちゃ混ぜの カオスの権化 「過去形の歌」
過去形で詠ってみせる恋の歌もう忘れたと言うような嘘
「過去形の歌」の御題そのまま詠み給ふ端正な歌にほとほと死にき
あっさりと過去にしちゃえばいいものをまだ引きずって目の前にある
過去形の歌で賑わう恋日記泣いて悔やんで笑って恨んだ
点過去の 不規則是空 活用に 詠めぬ西語の 「過去形の歌」(笑)
調べたら本当に苦笑するほどに難しいな西語で詠うは
意気込みて 西語始めしも 束の間に 脱落続く 動詞活用
中文や インドネシア語に 過去時制 あらねば詠めぬ 「過去形の歌」
我にとり未知なる言語の文法に日の本の不可思議を識る
幾つかの 言語にはなき 過去時制 「かくてもあられけるよ」 兼好
万葉の歌の心は過去なれど過去というには鮮やか過ぎて
あの夏の日蔭りし道 振りむけば 蝉時雨に立つひとの面影
二人して紡ぎたる歌のはじめてはなんだったかと君はどうせ忘れし
過去形の歌で綴る夏の恋秋にちょうどの窓辺の哀愁
ひきずれど過去形の歌夏の恋なぐさめ哀し秋する花火
恋歌の遊び心のあればこそ文字は残れど過去形の歌
青春の挫折や蹉跌遠吠えも浮世を知れば過去形の歌
過去形になっても君は振り向かないやっと気付いてぼやける視界
俺たちの関係の名は変化したgoがwentに変わるように
「過去形の歌」の御題のなき歌はてんつかるまじくスキップをする(笑)
かつてなら夏と呼んでた暑い日を今ではただの八月と呼ぶ
「夏だった」「君と笑った」「海だった」そうしてすべて過去形になる
百円のパスタをベンチですすってたあたしは入道雲の末裔
「過去形の歌」の御題を詠み給ふ人の歌のみ繰り返し読む
応じれば違う未来があったかな宿舎の裏へ呼び出されし夜
後ろ足引き摺りながら野良犬は戦い終えて闇へと消えた
ふれあえた知りたいことは図書館であなたのこと以外はなんでも
顔隠し傘差しかけし彼の人に笑顔向ければ違う未来も
部活にて頼れる人になっている君に見とれた私が居たよ
夕焼けが最高傑作だったこと夜まで知らず過ごしてしまった
君の心は得られなかった我の方から別れは言い出した
公園の日陰で咲いている向日葵も平和を願う一員でした
「神は死んだ…ニーチェ」の落書き消えかかり「ニーチェは死んだ…神」と書かれて
悔やむのは絡まる糸をほぐすように 母と向き合うべきだったこと
カラオケで君が歌っていた曲を聴けばあの日は過去だと気付く
ひと夏の恋を探して鬼ごっこ秋風吹けば過去形の歌
万葉の今は昔の恋歌の過去形の歌に心の揺れ
歌詠みの心を詠めば今はもう刹那刹那と過去形の歌
相聞歌日々詠む人を羨むも我にはもはや過去形の歌
あのころは なんでも歌に なったのに いまは無言で 雨音をきく
すれ違う自転車のベルがあの頃を呼び戻すように雨の匂い
あの人に好きだと言えなかったよとあの日の日記は嘘を書いてた
今紡ぐ歌に『けり』つけ過去にしてこの瞬間も過去と閉じけり
好きですと好きでしたとの使い分け迷った夜の手紙懐かし
あの時に君の手しかと握ったら別の人生有ったのかもね
切なさはポケットのなか冷たくて 握りしめていた小さな噓も
悲しみは燃やせるごみで憎しみは燃えないごみで処分しました
生まれ出て 目を開けた時眩しくて この世の中は輝いていた
古い傘ひらけば雨の匂いして 沁みこんでいた君の沈黙
モップ持ち体育館を逃げ回り大好きだよと言わずにいた日々
店先の秋明菊に義母映りあの日のままの笑みぱっと咲けり
最期まで 生命燃やせし 歌うたい はしだのりひこは 星に還りぬ
初めてにレコード買ひし 思い出はサイモンガーファンクル 毎日聴いたわ
題詠と テーマ詠とが ごちゃ混ぜの カオスの権化 「過去形の歌」
過去形で詠ってみせる恋の歌もう忘れたと言うような嘘
「過去形の歌」の御題そのまま詠み給ふ端正な歌にほとほと死にき
あっさりと過去にしちゃえばいいものをまだ引きずって目の前にある
過去形の歌で賑わう恋日記泣いて悔やんで笑って恨んだ
点過去の 不規則是空 活用に 詠めぬ西語の 「過去形の歌」(笑)
調べたら本当に苦笑するほどに難しいな西語で詠うは
意気込みて 西語始めしも 束の間に 脱落続く 動詞活用
中文や インドネシア語に 過去時制 あらねば詠めぬ 「過去形の歌」
我にとり未知なる言語の文法に日の本の不可思議を識る
幾つかの 言語にはなき 過去時制 「かくてもあられけるよ」 兼好
万葉の歌の心は過去なれど過去というには鮮やか過ぎて
あの夏の日蔭りし道 振りむけば 蝉時雨に立つひとの面影
二人して紡ぎたる歌のはじめてはなんだったかと君はどうせ忘れし
過去形の歌で綴る夏の恋秋にちょうどの窓辺の哀愁
ひきずれど過去形の歌夏の恋なぐさめ哀し秋する花火
恋歌の遊び心のあればこそ文字は残れど過去形の歌
青春の挫折や蹉跌遠吠えも浮世を知れば過去形の歌
過去形になっても君は振り向かないやっと気付いてぼやける視界
俺たちの関係の名は変化したgoがwentに変わるように
「過去形の歌」の御題のなき歌はてんつかるまじくスキップをする(笑)
かつてなら夏と呼んでた暑い日を今ではただの八月と呼ぶ
「夏だった」「君と笑った」「海だった」そうしてすべて過去形になる
百円のパスタをベンチですすってたあたしは入道雲の末裔
「過去形の歌」の御題を詠み給ふ人の歌のみ繰り返し読む
応じれば違う未来があったかな宿舎の裏へ呼び出されし夜
後ろ足引き摺りながら野良犬は戦い終えて闇へと消えた
ふれあえた知りたいことは図書館であなたのこと以外はなんでも
顔隠し傘差しかけし彼の人に笑顔向ければ違う未来も
部活にて頼れる人になっている君に見とれた私が居たよ
夕焼けが最高傑作だったこと夜まで知らず過ごしてしまった
君の心は得られなかった我の方から別れは言い出した
公園の日陰で咲いている向日葵も平和を願う一員でした
「神は死んだ…ニーチェ」の落書き消えかかり「ニーチェは死んだ…神」と書かれて
悔やむのは絡まる糸をほぐすように 母と向き合うべきだったこと
カラオケで君が歌っていた曲を聴けばあの日は過去だと気付く
ひと夏の恋を探して鬼ごっこ秋風吹けば過去形の歌
万葉の今は昔の恋歌の過去形の歌に心の揺れ
歌詠みの心を詠めば今はもう刹那刹那と過去形の歌
相聞歌日々詠む人を羨むも我にはもはや過去形の歌
あのころは なんでも歌に なったのに いまは無言で 雨音をきく
すれ違う自転車のベルがあの頃を呼び戻すように雨の匂い
あの人に好きだと言えなかったよとあの日の日記は嘘を書いてた
今紡ぐ歌に『けり』つけ過去にしてこの瞬間も過去と閉じけり
好きですと好きでしたとの使い分け迷った夜の手紙懐かし
あの時に君の手しかと握ったら別の人生有ったのかもね
切なさはポケットのなか冷たくて 握りしめていた小さな噓も
悲しみは燃やせるごみで憎しみは燃えないごみで処分しました
生まれ出て 目を開けた時眩しくて この世の中は輝いていた
古い傘ひらけば雨の匂いして 沁みこんでいた君の沈黙
モップ持ち体育館を逃げ回り大好きだよと言わずにいた日々
店先の秋明菊に義母映りあの日のままの笑みぱっと咲けり
最期まで 生命燃やせし 歌うたい
はしだのりひこは 星に還りぬ
初めてにレコード買ひし
思い出はサイモンガーファンクル
毎日聴いたわ