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梅雨明けて早くも恋し雨の香よ灼熱の道を渡れぬ蛙
笛響く四条烏丸 四ツ辻に 灯る提灯 夏はすぐそこ
息災を 願う茅の輪を くぐりつつ 唱ふ言の葉 君に届けむ
大切な方を思っての「茅の輪くぐり」なのだろうなと思いました。素敵なお歌だと感じました。それに、「茅の輪くぐり」される時に唱える言葉があるのだということが新たな発見でした。
露天湯に肩まで沈み息を吐(つ)く 生きてることに呆けきる湯気
短冊にきっぱり書かれし願い事「そろそろパチンコ勝てますように」
みつ編みの素敵な横顔夏帽子 片貝ひとつひと夏の恋
鍋のままラーメンの喰らう午前二時 深夜のラジオは青春日記
気がつけば食事制限すらはじめ 生成AI我が身を変えた
シジミチヨウ鉢に訪れ産卵す よく見つけたね!7階のカタバミ
満腹になれば瞼弛んでくる 通りからこちら見ている戦争
手花火の夢を燃やして焦れ悶え カオスな恋にこんちくしょうと
黒南風や恋の道化の破れ傘 傷を舐めては縫うて繕う
子が巣立ち「さあ楽しもう」 でも実は「ずっと楽しかったんだ」と知る
チャッピーが僕との会話を忘れだし 課金という名の薬を買うか
日常の 些細なことに 色をつけ みそひと文字に 編んでいく夜
物価高止まぬ七月レシートを見返しており汗拭いつつ
軒下に吊るるまにまに冬を越へ 舌(ぜつ)を失ひ鳴かぬ風鈴
軒下に 吊られしままに 冬を越へ 舌(ぜつ)を失ひ 鳴らぬ風鈴
萩鼠さま、初めまして 返歌をありがとうございます
舌(ぜつ)の無き風鈴その声も聞けず 吊るるまにまに夏は過ぎゆき
舌(ぜつ)のなき風鈴ひとつ軒に揺れ吊られしままに夏は過ぎゆく
マザーとは命のみなもと葉の先に葉を生ましめるマザーリーフよ
うねり立つ心いさめるようにただコンコンコンと続く雨だれ
制服のネクタイ キツく締めたから目につく母は寂しい笑顔
畔道のところどころに萱草花 刈らずに残す人の優しさ
本日の欠席理由 風邪 用事 その他「子猫が急病のため」
焦ってる切符の点検近づいて人生という列車の中で
発つ前にお化粧をして着飾って 仮面をつけて能楽者ですか
一度でも気になりし人 会ふ度に再燃す 淡ひ恋心よ
空を食べ雲に見守られ育った サンドイッチのシャキシャキしたやつ
庭に咲くカサブランカの香は満ち 喜ぶ義母の笑顔浮かびて
ファミレスの配膳ロボに礼を言う母を笑った僕を笑って
吾を置いて 貴方独りで 星になる もう重ならぬ 幸せ積木
詩(うた)ひとつ夜空にならべさざ波はしばし沈黙また語り出す
雨含み匂い立つ菊抱きたれば凛とせし 義母(はは)に逢える命日
ヤシの葉をゆらり揺らした神の手が 星をくすぐるほんのいたずら
バス停に初老の男佇みて梅雨空見上げ息を吐きおり
色あいをまだ迷いており夕の空ハイビスカスはゆれるも忘れ
教科書の 端に踊れる 落書きは ぼくらが生きた 小さな証 (あかし)
真っ白な花を真っ赤な血で染める愚かなるもの戦火の下で
エアコンの 温風は嫌 底冷えは 更に困ると つのるわがまま
カナリアは 歌を忘れて 裏山に 記憶忘れて 人は姥捨
琴姫の 松山容子 語りだし もう完全に 恍惚の人
梅雨最中空は泣いたり曇ったりお日さま笑う夏が恋しい
物価 高っ ご飯はスリコ ビールなし 体重減らず マイ七不思議
悲しみを追いかけるような切なさよ雨が雪へと変わる狭間 (はざま) に
金の月 銀の星屑 透 (とう) の風 隣の空いた 席へと誘う
前をゆく汝忍者か傘先が後ろの見えぬ敵を突き刺す
ストローと紙で作った花束は母の手元で今も咲きたり
年毎に家の周囲は空き家増え 見張る人減り自警の覚悟
梅雨明けて早くも恋し雨の香よ灼熱の道を渡れぬ蛙
笛響く四条烏丸 四ツ辻に
灯る提灯 夏はすぐそこ
息災を 願う茅の輪を くぐりつつ
唱ふ言の葉 君に届けむ
大切な方を思っての「茅の輪くぐり」なのだろうなと思いました。素敵なお歌だと感じました。それに、「茅の輪くぐり」される時に唱える言葉があるのだということが新たな発見でした。
露天湯に肩まで沈み息を吐(つ)く
生きてることに呆けきる湯気
短冊にきっぱり書かれし願い事「そろそろパチンコ勝てますように」
みつ編みの素敵な横顔夏帽子
片貝ひとつひと夏の恋
鍋のままラーメンの喰らう午前二時
深夜のラジオは青春日記
気がつけば食事制限すらはじめ
生成AI我が身を変えた
シジミチヨウ鉢に訪れ産卵す
よく見つけたね!7階のカタバミ
満腹になれば瞼弛んでくる 通りからこちら見ている戦争
手花火の夢を燃やして焦れ悶え
カオスな恋にこんちくしょうと
黒南風や恋の道化の破れ傘
傷を舐めては縫うて繕う
子が巣立ち「さあ楽しもう」
でも実は「ずっと楽しかったんだ」と知る
チャッピーが僕との会話を忘れだし
課金という名の薬を買うか
日常の 些細なことに 色をつけ みそひと文字に 編んでいく夜
物価高止まぬ七月レシートを見返しており汗拭いつつ
軒下に吊るるまにまに冬を越へ 舌(ぜつ)を失ひ鳴かぬ風鈴
軒下に 吊られしままに 冬を越へ 舌(ぜつ)を失ひ 鳴らぬ風鈴
萩鼠さま、初めまして
返歌をありがとうございます
舌(ぜつ)の無き風鈴その声も聞けず 吊るるまにまに夏は過ぎゆき
舌(ぜつ)のなき風鈴ひとつ軒に揺れ吊られしままに夏は過ぎゆく
マザーとは命のみなもと葉の先に葉を生ましめるマザーリーフよ
うねり立つ心いさめるようにただコンコンコンと続く雨だれ
制服のネクタイ キツく締めたから目につく母は寂しい笑顔
畔道のところどころに萱草花
刈らずに残す人の優しさ
本日の欠席理由 風邪 用事 その他「子猫が急病のため」
焦ってる切符の点検近づいて人生という列車の中で
発つ前にお化粧をして着飾って
仮面をつけて能楽者ですか
一度でも気になりし人 会ふ度に再燃す 淡ひ恋心よ
空を食べ雲に見守られ育った
サンドイッチのシャキシャキしたやつ
庭に咲くカサブランカの香は満ち
喜ぶ義母の笑顔浮かびて
ファミレスの配膳ロボに礼を言う母を笑った僕を笑って
吾を置いて 貴方独りで 星になる
もう重ならぬ 幸せ積木
詩(うた)ひとつ夜空にならべさざ波はしばし沈黙また語り出す
雨含み匂い立つ菊抱きたれば凛とせし
義母(はは)に逢える命日
ヤシの葉をゆらり揺らした神の手が
星をくすぐるほんのいたずら
バス停に初老の男佇みて梅雨空見上げ息を吐きおり
色あいをまだ迷いており夕の空ハイビスカスはゆれるも忘れ
教科書の 端に踊れる 落書きは ぼくらが生きた 小さな証 (あかし)
真っ白な花を真っ赤な血で染める愚かなるもの戦火の下で
エアコンの 温風は嫌 底冷えは 更に困ると つのるわがまま
カナリアは 歌を忘れて 裏山に 記憶忘れて 人は姥捨
琴姫の 松山容子 語りだし もう完全に 恍惚の人
梅雨最中空は泣いたり曇ったりお日さま笑う夏が恋しい
物価 高っ ご飯はスリコ ビールなし 体重減らず マイ七不思議
悲しみを追いかけるような切なさよ雨が雪へと変わる狭間 (はざま) に
金の月 銀の星屑 透 (とう) の風 隣の空いた 席へと誘う
前をゆく汝忍者か傘先が後ろの見えぬ敵を突き刺す
ストローと紙で作った花束は母の手元で今も咲きたり
年毎に家の周囲は空き家増え
見張る人減り自警の覚悟