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あの空はどうしてあんなに青いのか自分のことが小さく見える
古通り 愚直に伸びて 指す先は 夏野に浮かぶ 白き雲峰(くもみね)
青空に染まないような赤とんぼ 一人じゃないと呼びかけてみる
天道虫大空飲むと立ち上がり 広げた羽は昔の自分
雨あがり ふたりで歩く 空の庭 微笑む君に 鳩は集いて
空の缶中身あるかと傾ける思い出すのは宅飲みの君
落ち葉降りふと中庭で見上げれば空いた四角に暮れのサンプル
空を舞うツバメのように生きようとしていた頃のぬけがらを着る
空色のクレヨンだけが知らぬ間になくなっていた十七の夏
しののめの恋の移り香見送れば君は薄空消えゆく星か
草いきれ寝ころぶ空の青青し心曇れど雲一つなく
空になる点滴パック見つめては色即是空に思いはせる
点滴のスタンド押してせかせかとトイレに向かふ君が目に見ゆ /ゆめなこけ給ひそ
人の生など何時終わるかは分からねど生きて詠うる事に感謝す/君の心の温かさが染み入りて
「空」といふ実体なきを掴まんと上人は滝に流されにけり /文覚荒行
この暑さ「♪どうすりゃいいの」と今日こそは天つ御空に訊かまほしけれ /8月3日熊本39.9℃
なやむほど空なる恋か絵空事恋の闇路の怖さを知らず
灼けた空冷房効いた部屋からは良いことだけが思い出される
おどろいた鏡の空の万華鏡すてきを知ったし恋も芽生えた
下駄飛ばし天気の神の空模様遠き昭和の鼻垂れ小僧
無か空か青嵐の血気論ずれど女郎屋で知った無たれ空たれ
夕飯のレシピが空に浮かんでて街がカレーのスパイスになる
空白はなんだったのかな恋日記痛む心が栞をはずす
日が翳り曇り空から届く雨アスファルトの匂い満る夕暮れ
空色は何色なのと尋ねられ君と見上げる茜色の空
麦茶入れ空の手前で戻すなと今夏だけで5度は口にし
星空を 見あげて祈る 誰(た)がために こんな日もある こんな夜もある
届かない 空を見あげて ポケットに しまいきれない ため息ひとつ
月あかり 凍てつく空に 息白く 言いかけたこと 夜風がさらう
死ぬなんて思わなかった晴れの日は雲ひとつない空虚に満ちて
空耳か窓にあなたの声聞こえ見ればふっくら白き雲ゆく
空席になりたしわれに付いてゐる出つぱりは児でふさがつてゐて
空を見てくもさんくもさんこんちわー保育園では語らずおもちゃへ
見上げてる空の青さが憎らしい曇りが見えない笑顔のようで
満タンの自販機だけが知っている空っぽよりも深い孤独を
わたくしは空という名の海の底 鳶は風を掻き分け泳ぐ
アルバムに溜まり続ける空模様 君と帰った道は明るい
一人きり海に沈んだ太陽を思い出してるそんな夜です
夕方の空いっぱいに描かれた神のアートにいつも見惚れて
「悩んだら まず飯を食って本を読み空を見上げろ」 って教わった
蝉一匹庭に転がり動かざる空を見ながら死にゆく命か
米びつが空っぽになりスーパーをハシゴしたのは去年の今頃
空の青 海の青との 境目に 潮騒鳴いて 君待てば秋
あの歌と君を浮かべて道行けばどうして空が青いかを知る
夏の日の夜空に咲いた大輪を吾子(あこ)と見る我胸が高鳴る
何処までも 続く青空 背に受けて 擦れちがう風 君も旅人
忘れない月を見ようと空仰ぎ星と目が合ったあの夜の感覚
突然に空急変し驟雨なり雨粒爆ぜる黒いベランダ
カラカラに心乾いて見上げれば空から降りし優しき言葉
どの服で会いに行こうか迷ってる空が天気を決めてないから
三年(みとせ)経て ついにそのとき 息子(こ)と仰ぐ 雨後に晴れゆく 空を忘れじ
校門の梅の木の下待ち合わせ待ちくたびれた空も梅色
あの空はどうしてあんなに青いのか自分のことが小さく見える
古通り 愚直に伸びて 指す先は 夏野に浮かぶ 白き雲峰(くもみね)
青空に染まないような赤とんぼ 一人じゃないと呼びかけてみる
天道虫大空飲むと立ち上がり 広げた羽は昔の自分
雨あがり ふたりで歩く 空の庭 微笑む君に 鳩は集いて
空の缶中身あるかと傾ける思い出すのは宅飲みの君
落ち葉降りふと中庭で見上げれば空いた四角に暮れのサンプル
空を舞うツバメのように生きようとしていた頃のぬけがらを着る
空色のクレヨンだけが知らぬ間になくなっていた十七の夏
しののめの恋の移り香見送れば君は薄空消えゆく星か
草いきれ寝ころぶ空の青青し心曇れど雲一つなく
空になる点滴パック見つめては色即是空に思いはせる
点滴のスタンド押してせかせかとトイレに向かふ君が目に見ゆ /ゆめなこけ給ひそ
人の生など何時終わるかは分からねど生きて詠うる事に感謝す/君の心の温かさが染み入りて
「空」といふ実体なきを掴まんと上人は滝に流されにけり /文覚荒行
この暑さ「♪どうすりゃいいの」と今日こそは天つ御空に訊かまほしけれ /8月3日熊本39.9℃
なやむほど空なる恋か絵空事恋の闇路の怖さを知らず
灼けた空冷房効いた部屋からは良いことだけが思い出される
おどろいた鏡の空の万華鏡すてきを知ったし恋も芽生えた
下駄飛ばし天気の神の空模様遠き昭和の鼻垂れ小僧
無か空か青嵐の血気論ずれど女郎屋で知った無たれ空たれ
夕飯のレシピが空に浮かんでて街がカレーのスパイスになる
空白はなんだったのかな恋日記痛む心が栞をはずす
日が翳り曇り空から届く雨アスファルトの匂い満る夕暮れ
空色は何色なのと尋ねられ君と見上げる茜色の空
麦茶入れ空の手前で戻すなと今夏だけで5度は口にし
星空を 見あげて祈る 誰(た)がために こんな日もある こんな夜もある
届かない 空を見あげて ポケットに しまいきれない ため息ひとつ
月あかり 凍てつく空に 息白く 言いかけたこと 夜風がさらう
死ぬなんて思わなかった晴れの日は雲ひとつない空虚に満ちて
空耳か窓にあなたの声聞こえ見ればふっくら白き雲ゆく
空席になりたしわれに付いてゐる出つぱりは児でふさがつてゐて
空を見てくもさんくもさんこんちわー保育園では語らずおもちゃへ
見上げてる空の青さが憎らしい曇りが見えない笑顔のようで
満タンの自販機だけが知っている空っぽよりも深い孤独を
わたくしは空という名の海の底 鳶は風を掻き分け泳ぐ
アルバムに溜まり続ける空模様 君と帰った道は明るい
一人きり海に沈んだ太陽を思い出してるそんな夜です
夕方の空いっぱいに描かれた神のアートにいつも見惚れて
「悩んだら まず飯を食って本を読み空を見上げろ」 って教わった
蝉一匹庭に転がり動かざる空を見ながら死にゆく命か
米びつが空っぽになりスーパーをハシゴしたのは去年の今頃
空の青 海の青との 境目に 潮騒鳴いて 君待てば秋
あの歌と君を浮かべて道行けばどうして空が青いかを知る
夏の日の夜空に咲いた大輪を吾子(あこ)と見る我胸が高鳴る
何処までも 続く青空 背に受けて 擦れちがう風 君も旅人
忘れない月を見ようと空仰ぎ星と目が合ったあの夜の感覚
突然に空急変し驟雨なり雨粒爆ぜる黒いベランダ
カラカラに心乾いて見上げれば空から降りし優しき言葉
どの服で会いに行こうか迷ってる空が天気を決めてないから
三年(みとせ)経て ついにそのとき 息子(こ)と仰ぐ 雨後に晴れゆく 空を忘れじ
校門の梅の木の下待ち合わせ待ちくたびれた空も梅色