・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
青白い顔で呟く 「アイスなら食べられるかも」 娘の悪阻(つわり)
女房も汗衫(かざみ)脱ぎ捨て局(つぼね)にて氷手にのせ遊ぶ夕暮れ /源氏物語
キンと痛き鼻の付け根を指圧して零れて悔しアイスキャンデー
そうめんに浮いた氷の涼やかに団扇の風と金魚の浴衣
遊ぼうと恋のカクテルシェイクして氷の欠片とサクランボ
愛されるほどの恋でもなかったから溶け切った氷の水割りかな
かき氷ガツンと頭骨(ずこつ)叩かれて気づいて沈む我が過ちに
昼下がりジャズにまどろむロックグラス針を落とせば氷のコトリ
照れ隠し茶ァシバコかなんて粋がって恋の告白氷の刃
アイスクリン神社の祭りの夜店にて甘くておいしい懐かしの味
土星の環エンケラドスの氷深く海と火山が命育む
昔喜んで食べたアイスに眉しかめ成分表示を見たり
言葉さへ溶ける酷暑を生きのびて氷菓が舌に吸ひ付いてくる
ポテチよりマシだと信じて手を伸ばす節制中の食後のアイス
アイスバー咥えて見上げる茫然と入道雲の白き輝き
かき氷愛されたくてイチゴあじ君の好きな子レモンだけどさ
昼食はナンをおかわり午後三時口寂しさに氷を一粒
夏酷く蝉も鳴かずに夭折す弔いの午後氷はためく
上向きて落とさぬやうに食べてをり551のアイスキヤンデイ
かき氷宇治ミル金とすべてかけいただきますは至福の時間
角氷 手のひら溶けて 金曜日 君の返信 待つ指さきに
かき氷 苺ミルクを 見るたびに 愛した夏の あなたを想う
アイスよりかき氷よりこれが好き 冷凍庫にはいつもあずきバー
かき氷溶けても笑う君のこと思い返しつ夜道が涼し
諍いて無口を決めたかき氷溶けてしまえばただの色水
蟻さんにあげようね、て慰めるアイス落として泣いてる吾子を
「ありがとう」言いて受け取る氷水義父のひと言今も支えり
冷房の効きし喫茶でかき氷終わる頃には震え止まらず
意味もなく混ぜた氷が人生を繋ぎ合わせて陽は暮れていていく
流氷が溶けだす前に言わないとあふれてしまうこぼれてしまう
全身でノート見せてと言った夏アイスコーヒー一杯の恋
そうめんの味が消えないいつまでも溶けるほど濃くなるつゆ氷
深夜二時 アイス片手に 動画見て 誰にも見せぬ 涙をこぼす
少年の時代に戻るかき氷昔のままのイチゴの赤で
暑い日に「冷たか水ば飲みたかよ」友の言葉に作る氷水
氷ごろごろコーヒーは レモンケーキと至福のひととき
梅園の白玉のりたるかき氷 おしゃべりしつつ食べたっけ
霧雨に菅笠被り畑仕事 今日の水筒 氷は入れず
アイスティー好きですかさえ言えぬまま夏が終わりてカランと氷
グラスにはロックアイスがカラコロと酒場に一人週末の夜
初めてにトマトとすり流し かき氷これは美味しい 二人で感激!
苦い一日(ひとひ)を持ち帰りソファにて悲観をアイスと共に飲み込む
青春は 二人並んだ手の中で解ける時間とアイスと共に
氷塊を砕く鋼の舳先なり水俣撮りしユージン・スミス
かき氷二千円とは高いのに 酷暑逃れに出かけゆく
氷だし冷蔵庫のと同じだよさわってチベタッ南極のそれ
おやつには白くまアイス 楽しみで小豆と蜜柑それだけ なのに
好きだった抹茶氷に小倉載せ笑顔の母の前に供える
買いすぎた コンビニ袋の アイスたち 来ないあなたの 夜に溶けだす
青白い顔で呟く
「アイスなら食べられるかも」
娘の悪阻(つわり)
女房も汗衫(かざみ)脱ぎ捨て局(つぼね)にて氷手にのせ遊ぶ夕暮れ /源氏物語
キンと痛き鼻の付け根を指圧して零れて悔しアイスキャンデー
そうめんに浮いた氷の涼やかに団扇の風と金魚の浴衣
遊ぼうと恋のカクテルシェイクして氷の欠片とサクランボ
愛されるほどの恋でもなかったから溶け切った氷の水割りかな
かき氷ガツンと頭骨(ずこつ)叩かれて気づいて沈む我が過ちに
昼下がりジャズにまどろむロックグラス針を落とせば氷のコトリ
照れ隠し茶ァシバコかなんて粋がって恋の告白氷の刃
アイスクリン神社の祭りの夜店にて甘くておいしい懐かしの味
土星の環エンケラドスの氷深く海と火山が命育む
昔喜んで食べたアイスに眉しかめ成分表示を見たり
言葉さへ溶ける酷暑を生きのびて氷菓が舌に吸ひ付いてくる
ポテチよりマシだと信じて手を伸ばす節制中の食後のアイス
アイスバー咥えて見上げる茫然と入道雲の白き輝き
かき氷愛されたくてイチゴあじ君の好きな子レモンだけどさ
昼食はナンをおかわり午後三時口寂しさに氷を一粒
夏酷く蝉も鳴かずに夭折す弔いの午後氷はためく
上向きて落とさぬやうに食べてをり551のアイスキヤンデイ
かき氷宇治ミル金とすべてかけいただきますは至福の時間
角氷 手のひら溶けて 金曜日 君の返信 待つ指さきに
かき氷 苺ミルクを 見るたびに 愛した夏の あなたを想う
アイスよりかき氷よりこれが好き 冷凍庫にはいつもあずきバー
かき氷溶けても笑う君のこと思い返しつ夜道が涼し
諍いて無口を決めたかき氷溶けてしまえばただの色水
蟻さんにあげようね、て慰めるアイス落として泣いてる吾子を
「ありがとう」言いて受け取る氷水義父のひと言今も支えり
冷房の効きし喫茶でかき氷終わる頃には震え止まらず
意味もなく混ぜた氷が人生を繋ぎ合わせて陽は暮れていていく
流氷が溶けだす前に言わないとあふれてしまうこぼれてしまう
全身でノート見せてと言った夏アイスコーヒー一杯の恋
そうめんの味が消えないいつまでも溶けるほど濃くなるつゆ氷
深夜二時 アイス片手に 動画見て 誰にも見せぬ 涙をこぼす
少年の時代に戻るかき氷昔のままのイチゴの赤で
暑い日に「冷たか水ば飲みたかよ」友の言葉に作る氷水
氷ごろごろコーヒーは
レモンケーキと至福のひととき
梅園の白玉のりたるかき氷
おしゃべりしつつ食べたっけ
霧雨に菅笠被り畑仕事 今日の水筒 氷は入れず
アイスティー好きですかさえ言えぬまま夏が終わりてカランと氷
グラスにはロックアイスがカラコロと酒場に一人週末の夜
初めてにトマトとすり流し
かき氷これは美味しい
二人で感激!
苦い一日(ひとひ)を持ち帰りソファにて悲観をアイスと共に飲み込む
青春は 二人並んだ手の中で解ける時間とアイスと共に
氷塊を砕く鋼の舳先なり水俣撮りしユージン・スミス
かき氷二千円とは高いのに
酷暑逃れに出かけゆく
氷だし冷蔵庫のと同じだよさわってチベタッ南極のそれ
おやつには白くまアイス
楽しみで小豆と蜜柑それだけ
なのに
好きだった抹茶氷に小倉載せ笑顔の母の前に供える
買いすぎた コンビニ袋の アイスたち 来ないあなたの 夜に溶けだす