・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください
ルーズリーフの切れ端に書かれた先生の悪口をまだ忘れられないで
朝顔の和紙のお手紙友くれる開ければそこに弾んだ声が
気がつけば途絶えた文通色褪せた青春色のインクの香り
差出に内と記され胸騒ぐ結婚したのと刃の手紙
あなたへと手紙を書こうとするけれどその手が止まる自信がなくて
拝啓と十五の子から初便りどこで習ったか手紙の作法
竜胆の押し花ひとつはさみ入れ栞にしてねとやさしき手紙
久方に書こうとするも浮かばない。あれあれあの字はどうして書いたか
昔から 手紙も詩も横書きで 行替えダメと言われて戸惑い
手紙など書けない子と大喧嘩して途方に暮れる右手のスマホ
でかでかと「おめでとう」のみ書いてあり地声で届くおまへの手紙
横に書く手紙も歌も違和の在り言葉遊びもうわべの風情
恋人に出した手紙の行方追い… そんな歌が記憶のどこかに
辞書を引き意味を読みこみ書く手紙歌を詠むように嘘も交え
突然の寂しさ襲われ読み返す愛でしかない誕プレの手紙
父宛の最後の手紙 幼き日ふたり探したハレー彗星
下駄箱も机のなかにも入れられずスクバのポケット五行の恋文
自分宛ての手紙を出してみたくなる励ます言葉一言書いて
良い歌ですね!昔の事を思い出しました。
政治家の拙き文字に思ひ出づ崩し字美(は)しきたまづさの文
110円切手の柄の鳥みたくこのお手紙よ君へ羽ばたけ
絵手紙を自分に描いて労いの言葉を眺め出来を気にして
十年来お香の薫る黄昏に文字を追っても聞こえない声
書く事が少なくなったこの御時世あの人の文字(て)を指でなぞりて
伝えたい思いは星ほどあるけれど手紙に書いた字を見て絶望
地球より我らに宛てた警告の手紙か猛暑に異常なリーダー
手紙よりラインメールのご時世に宝のような直筆の文
引き出しの奥ひっそり五十年愛しています妻からの手紙
流れゆく 車窓の景色 見つめつつ 破りすてたき 手紙を握る
出せぬままの 昔の手紙 読み返す あの日の風の 匂いがする
山なりのボールのようにゆっくりと心に届くあなたの手紙
知覧にて手紙という名の遺文に老いが幼児と思えて悲し
出さぬまま 会いたい人の 手紙撫ぜ 今も日毎に 募る「会いたい」
絵手紙に火の車を描いて母に子供四人の下宿生活
過去形の愛が溢れる手紙から逃げ出すように春が終わった
ひまわりの黄色い花びら貼り添えて メールではなく手紙を送る
連綿の美しき字に乱れある師よりの手紙詫びて届きぬ
乱れ字にかの人の姿偲び見て切なく思うどうかご無事で
能筆の大宮もなほお年めし字の乱れぬと源氏呻きぬ
古體なる御文書なれど、いたしや。この御手よ。昔は上手にものし給ひけるを、年にそへて、あやしく老いゆくものにこそありけれ。いとかく御手ふるひにけり
「書中」には「暑中」と直され来し手紙恋の一歩は疾うに躓く
月遅れ 手紙の代わり 短冊に しるす願ひは 涙で霞む
手紙なら待てた3日が3分も待てなくなったLINEの返事
君の書くトマトみたいな丸文字が盛り付けられた手紙が届く
あなたとので途切れた涙の文字に手紙も鍵もぬくもり残し
尊敬す人の手紙を真似るのは彼に会えぬと知っているから
春の夜 書きかけのまま 置く手紙 封せぬままで 月だけが青
遠い日のかしこと添えた君の手に思はず心乱れた手紙
書いた字に納得出来ずやり直し 手紙一通に何時間もかけ
虫の声残暑お見舞いと書きだしラインにない手紙の行間
下足箱差し出し人の無い手紙告白されてキュンと戸惑う
手に取れば煮物のだしの匂いまでふんわり立ちて母の絵手紙
君からの手紙を君の声で読む結婚します窓辺にとんぼ
人間は手紙を書けるよし俺も差し当たってはニャアと鳴く
ルーズリーフの切れ端に書かれた先生の悪口をまだ忘れられないで
朝顔の和紙のお手紙友くれる開ければそこに弾んだ声が
気がつけば途絶えた文通色褪せた青春色のインクの香り
差出に内と記され胸騒ぐ結婚したのと刃の手紙
あなたへと手紙を書こうとするけれどその手が止まる自信がなくて
拝啓と十五の子から初便りどこで習ったか手紙の作法
竜胆の押し花ひとつはさみ入れ栞にしてねとやさしき手紙
久方に書こうとするも浮かばない。あれあれあの字はどうして書いたか
昔から 手紙も詩も横書きで
行替えダメと言われて戸惑い
手紙など書けない子と大喧嘩して途方に暮れる右手のスマホ
でかでかと「おめでとう」のみ書いてあり地声で届くおまへの手紙
横に書く手紙も歌も違和の在り言葉遊びもうわべの風情
恋人に出した手紙の行方追い…
そんな歌が記憶のどこかに
辞書を引き意味を読みこみ書く手紙歌を詠むように嘘も交え
突然の寂しさ襲われ読み返す愛でしかない誕プレの手紙
父宛の最後の手紙 幼き日ふたり探したハレー彗星
下駄箱も机のなかにも入れられずスクバのポケット五行の恋文
自分宛ての手紙を出してみたくなる励ます言葉一言書いて
良い歌ですね!昔の事を思い出しました。
政治家の拙き文字に思ひ出づ崩し字美(は)しきたまづさの文
110円切手の柄の鳥みたくこのお手紙よ君へ羽ばたけ
絵手紙を自分に描いて労いの言葉を眺め出来を気にして
十年来お香の薫る黄昏に文字を追っても聞こえない声
書く事が少なくなったこの御時世あの人の文字(て)を指でなぞりて
伝えたい思いは星ほどあるけれど手紙に書いた字を見て絶望
地球より我らに宛てた警告の手紙か猛暑に異常なリーダー
手紙よりラインメールのご時世に宝のような直筆の文
引き出しの奥ひっそり五十年愛しています妻からの手紙
流れゆく 車窓の景色 見つめつつ 破りすてたき 手紙を握る
出せぬままの 昔の手紙 読み返す あの日の風の 匂いがする
山なりのボールのようにゆっくりと心に届くあなたの手紙
知覧にて手紙という名の遺文に老いが幼児と思えて悲し
出さぬまま 会いたい人の 手紙撫ぜ
今も日毎に 募る「会いたい」
絵手紙に火の車を描いて母に子供四人の下宿生活
過去形の愛が溢れる手紙から逃げ出すように春が終わった
ひまわりの黄色い花びら貼り添えて
メールではなく手紙を送る
連綿の美しき字に乱れある師よりの手紙詫びて届きぬ
乱れ字にかの人の姿偲び見て切なく思うどうかご無事で
能筆の大宮もなほお年めし字の乱れぬと源氏呻きぬ
古體なる御文書なれど、いたしや。この御手よ。昔は上手にものし給ひけるを、年にそへて、あやしく老いゆくものにこそありけれ。いとかく御手ふるひにけり
「書中」には「暑中」と直され来し手紙恋の一歩は疾うに躓く
月遅れ 手紙の代わり 短冊に しるす願ひは 涙で霞む
手紙なら待てた3日が3分も待てなくなったLINEの返事
君の書くトマトみたいな丸文字が盛り付けられた手紙が届く
あなたとので途切れた涙の文字に手紙も鍵もぬくもり残し
尊敬す人の手紙を真似るのは彼に会えぬと知っているから
春の夜 書きかけのまま 置く手紙 封せぬままで 月だけが青
遠い日のかしこと添えた君の手に思はず心乱れた手紙
書いた字に納得出来ずやり直し 手紙一通に何時間もかけ
虫の声残暑お見舞いと書きだしラインにない手紙の行間
下足箱差し出し人の無い手紙告白されてキュンと戸惑う
手に取れば煮物のだしの匂いまでふんわり立ちて母の絵手紙
君からの手紙を君の声で読む結婚します窓辺にとんぼ
人間は手紙を書けるよし俺も差し当たってはニャアと鳴く