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叶うかな 淡い希望を抱きつつ 諦めたくない 私の恋
叶うかな 夜空を見上げ 呟いた 初めて知った 甘すぎる恋
終わっても 笑顔を思い 幸せな 気持ちが残る 君がいた夏
七夕の願いを記す短冊の色香に迷う老いの妄執
天の川とてもあかるく見えてゐて使つた橋は燃やすのだらうか
天空の 川のほとりの 二柱 地球(ほし)の蒼きを 護りたまへや
遠くでも 電話で話す 嬉しさも 特に嬉しい 七夕の夜
叶わない願い鎮まる海の底月明かりだけ触れてくれたら
短冊や恋の初風こころ揺れ 笹のざわめきにこころ乱れ
短冊をはずして笹の恋の舟 願いの糸やあわくはかなく
名を重ね心も重ねて恋う人と あいを交わせり 天の川瀬に
光年の距離にて想いの丈測り 愛の言葉を星と数える
待ちわびし逢瀬は雲の向こうにて 秘するもこぼるる催涙雨かな
この生は何度目だっけ?お目こぼし 銀河の隅で共に過ごして
大井川 リニアのトンネル掘るように 天の川にも逢瀬の道を
子とともに七夕話を聞き直す 神いたずらに会わせて離す
天の川ではなくどぶ川越えてゆく歓楽街の七夕の夜
御霊いま 燕飛となりて 天がける 七夕の空 飛びゆくものか
七夕か なんだか知らんが 平日さ 言いつつ目線は ひとつ短冊
笹なのか 竹だと思った、わかりずらい 言いつつお手々は すらすら短冊
川くらい 泳いで渡れよ 男なら 言いつつ今夜の 天気を確認
引きとめた織姫様も結局は刹那をとってまたさようなら
祖母と母の仲直りを願ひし子の 切なる拙(つたな)き字の短冊
二つ星寄り添うように夜の海 見て見ぬふりの凪もさやかに
庭の笹 程よく切って 7月の初めにくれた 義母はどの星?
折り紙で七夕飾りと短冊を 吊るして唄った 「キラキラ」の日々
雲の下これじゃ逢えぬと冷やかしの声も届かぬ天の二人よ
天の川に今輝ける幾つかは太古に滅びし星の残光
もう会える七夕祭りに帰省する 出稼ぎの彼私は織姫
夜宙にて 逢へる二人が 羨まし 振り向き撫でる 黒縁写真
年一度会える時間の嬉しさと 別れの時のせつなさ想う
施設の七夕飾りの短冊の媼の仮名文字美しく
星々に願い届けと梅雨空の厚き雲さえ人々祈る
星合の空白むまで織姫は笑い涙で涙をかくし
短冊のきみの丸文字眺むれば脳裏に架かるかささぎの橋
短冊に託す願ひは 唯(ただ)一つ 皆に幸あれ 心豊かに
七夕は一年一度の奇跡でも 僕らは毎日すれ違ってる
笹の枝に紙で作つた天の川願い託した短冊なびく
今年こそ打ち明けようと決めているもう三度目の七夕の夜
こころもち二つの位牌をよせぎみに カーテンふわり七夕の朝
あらたまの まみえし君が のぞむ瀬に がんよ行くへを わがために問へ
短冊に願いを十個織姫に甘えないでと叱られる夜
手を合わせ 雨が止んでと 願う孫 夜空を見上げ 願いを込めて
七月に出会った恋はすぐ終わり 一生分の想いは星に
戦地にて千切る願いはあまたあり年に一度のカササギ待てり
短冊に書くには場違ひかぼちゃの実 今年は甘くと星に祈れり
短冊に 願い記(しる)すは チョット先 田舎の七夕 月遅れなり
入念に牛車を洗う彦星は下界の被害知る由もなく
天の川 ひととせ待ちて 七夕に かささぎの羽 想い渡らせ
短冊にちゃちな願いをしたためて天の川向け星空に投げ
遠恋の二人が出逢う七夕の星空の下男跪く(ひざまずく)
校庭の笹に願いをくくりつけ叶わないまま卒業の日
叶うかな 淡い希望を抱きつつ 諦めたくない 私の恋
叶うかな 夜空を見上げ 呟いた 初めて知った 甘すぎる恋
終わっても 笑顔を思い 幸せな 気持ちが残る 君がいた夏
七夕の願いを記す短冊の色香に迷う老いの妄執
天の川とてもあかるく見えてゐて使つた橋は燃やすのだらうか
天空の 川のほとりの 二柱
地球(ほし)の蒼きを 護りたまへや
遠くでも 電話で話す 嬉しさも 特に嬉しい 七夕の夜
叶わない願い鎮まる海の底月明かりだけ触れてくれたら
短冊や恋の初風こころ揺れ
笹のざわめきにこころ乱れ
短冊をはずして笹の恋の舟
願いの糸やあわくはかなく
名を重ね心も重ねて恋う人と
あいを交わせり 天の川瀬に
光年の距離にて想いの丈測り
愛の言葉を星と数える
待ちわびし逢瀬は雲の向こうにて
秘するもこぼるる催涙雨かな
この生は何度目だっけ?お目こぼし 銀河の隅で共に過ごして
大井川 リニアのトンネル掘るように
天の川にも逢瀬の道を
子とともに七夕話を聞き直す
神いたずらに会わせて離す
天の川ではなくどぶ川越えてゆく歓楽街の七夕の夜
御霊いま 燕飛となりて 天がける 七夕の空 飛びゆくものか
七夕か なんだか知らんが 平日さ
言いつつ目線は ひとつ短冊
笹なのか 竹だと思った、わかりずらい
言いつつお手々は すらすら短冊
川くらい 泳いで渡れよ 男なら
言いつつ今夜の 天気を確認
引きとめた織姫様も結局は刹那をとってまたさようなら
祖母と母の仲直りを願ひし子の 切なる拙(つたな)き字の短冊
二つ星寄り添うように夜の海 見て見ぬふりの凪もさやかに
庭の笹 程よく切って
7月の初めにくれた 義母はどの星?
折り紙で七夕飾りと短冊を
吊るして唄った 「キラキラ」の日々
雲の下これじゃ逢えぬと冷やかしの声も届かぬ天の二人よ
天の川に今輝ける幾つかは太古に滅びし星の残光
もう会える七夕祭りに帰省する
出稼ぎの彼私は織姫
夜宙にて 逢へる二人が 羨まし
振り向き撫でる 黒縁写真
年一度会える時間の嬉しさと
別れの時のせつなさ想う
施設の七夕飾りの短冊の媼の仮名文字美しく
星々に願い届けと梅雨空の厚き雲さえ人々祈る
星合の空白むまで織姫は笑い涙で涙をかくし
短冊のきみの丸文字眺むれば脳裏に架かるかささぎの橋
短冊に託す願ひは 唯(ただ)一つ 皆に幸あれ 心豊かに
七夕は一年一度の奇跡でも
僕らは毎日すれ違ってる
笹の枝に紙で作つた天の川願い託した短冊なびく
今年こそ打ち明けようと決めているもう三度目の七夕の夜
こころもち二つの位牌をよせぎみに
カーテンふわり七夕の朝
あらたまの
まみえし君が
のぞむ瀬に
がんよ行くへを
わがために問へ
短冊に願いを十個織姫に甘えないでと叱られる夜
手を合わせ 雨が止んでと 願う孫
夜空を見上げ 願いを込めて
七月に出会った恋はすぐ終わり 一生分の想いは星に
戦地にて千切る願いはあまたあり年に一度のカササギ待てり
短冊に書くには場違ひかぼちゃの実
今年は甘くと星に祈れり
短冊に 願い記(しる)すは チョット先
田舎の七夕 月遅れなり
入念に牛車を洗う彦星は下界の被害知る由もなく
天の川
ひととせ待ちて
七夕に
かささぎの羽
想い渡らせ
短冊にちゃちな願いをしたためて天の川向け星空に投げ
遠恋の二人が出逢う七夕の星空の下男跪く(ひざまずく)
校庭の笹に願いをくくりつけ叶わないまま卒業の日