お題 題『夕』 お題 2024.04.08 ・投稿期間はお題発表から5日間!・短歌は投稿後15分間は編集が可能ですが、十分に確認の上、ご投稿ください。・トップページの注意事項をご確認のうえ、お楽しみください。
午後5時のメロディー耳にする度に めぐりめぐるは故郷の夕焼け
帰宅する道でちょくちょくすれ違う散歩の犬に夕の挨拶
夕焼けはもっと照らしていたいから夜のページをゆっくりめくる
かくれんぼ誰も探しに来なくって夕焼け小焼けの鐘が鳴ってる
夕暮れてカレーの匂いの漂える小道を子らが駆けて行きたり
夕日差す眩しき道にすれ違う柴犬のしっぽ優しく揺れて
友達は夕陽の中にすぐ呑まれ我は手を振り抱えたモヤモヤ
あの人の残した最後の言の葉が夕暮れの赤に静かに流る
重い朝やり過ごしたい気分なら夕方始める一日もある
重い朝やり過ごしたい気分なら夕方始める一日もある
朝なのか夕方なのかわからずに寝ぼけまなこで北向きの部屋
ふくふくと果実の如きムスカリの青に呼び止めらる夕散歩
夕顔にカランコロンと下駄の音
表の通りお囃子追って
介護施設に夕顔の種贈る夕顔の君とはならねども
暮れなずむ春の日だねと振り返る君の姿は夕顔に似て
あの日見た夕陽が沈む海岸で僕は君への愛を誓った
週末の夕方五時のベルが鳴りゃやたら張り切る男女が五人
夕間暮れ 夜へとつづく空の詩(うた) 一番星のかがやきを待つ
一日の終わりを告げる夕暮れは安堵と寂しさ心に宿し
ランチ後は 甘いデザート噛みしめて 夕食後には 肴が踊る
流行のしずく型ブラシ使うゆうちゃんきゅるきゅるでずっとすきだった